リーダーシップについて

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経営者や管理職の方々は「リーダーシップ」という言葉に敏感です。

書店に行けば、

「リーダー」「リーダーシップ」「力強い上司」

「部下の扱い方」「コミュニケーション」

「影響力」「統率力」「ヤル気・モチベーション」・・・

タイトルにこれらの言葉が含まれる本が山のようにあります。

たくさんある、ということは、需要があり売れてるということですね。

 

有名な経営者が書いた本も人気があります。

皆さん、成功の秘訣を知りたいのです。

そして、真似できるところは真似したいな、と。

 

有名な○○さんがこう言ってる、

だから、多分それが正解!

ということで「他人の思考」を輸入して

それを自分の「ビリーフ(信念)」にしてしまう人もいます。

 

読んだ本に感激して、

朝礼で熱く語ってしまうこともあります。

それはそれでOKなのですが、

最後まで「借り物の言葉」なら説得力はありません。

 

松下幸之助の言葉からインスピレーションを得て

会社経営に活かし巨万の富を作る人もいれば、

読んだだけで終わる人もいます。

 

そもそも、リーダーシップって何? って話です。

 

研修会とかで「正しいリーダーシップの形」を見つけてきて、

真面目に、その通りに実行する人がいますが、

上手くいくこともあれば、いかないこともあります。

 

経営者、リーダーは胆力じゃー、と

特訓系の研修に参加する人もいますが、

地獄の特訓をすれば「胆力」ってつくの?

という質問に明確に答えてくれる人に

僕は未だかつて会ったことがありません。

 

誰かが上手くいった方法は、

その誰かの「考え方のクセ」「ビリーフ(信念)」に基いていて

その誰かの「考え方のクセ」「ビリーフ」と自分のそれとが似ていれば

上手くいく可能性は高くなります。

 

さて、リーダーのタイプっていろいろありますよね。

例えば、

  熱血松岡修造型、物静かな学者型、

  やさしい兄貴型、キレキレ秀才型、・・・etc

どのタイプが正しい、とか決めつけないでください。

どのタイプでもOK、まさに十人十色の世界です。

 

どちらにしても、以下の3つの要素を満たしていれば

タイプ、スタイルに拘る必要はありません。

 1.リーダー自身のセルフイメージが高い
 2.視点が高いこと
 3.卓越した言葉の使い手である

では、1から順番に見ていきましょう。

 

1.リーダー自身のセルフイメージが高い

自己重要感、セルフイメージ

これが全ての基礎です。 一番大切なこと。

いくら立派なことを言ってても、実は

 先行きが不安だ・・

 何が正しいのかよくわからない・・

 自分に自信がない・・

とネガティブな考えで頭がイッパイなら矛盾してます。

 

スタッフに集中力を要求してるのに

実は自分自身が一番混乱してる・・、

これは避けたいです。

 

自分の「内部」が整理整頓されていること。

 

不安感、恐怖心、猜疑心、虚栄心などの

ネガティブな思考や感情の取り扱いができること。

 

肩の力が抜けた自然体で、

自分自身を肯定的に感じていること。

 

セルフイメージが高ければ、取ってつけたように

わざわざ威勢のいいことを言う必要はありません。

他人から良く見られたい、という欲求がないからです。

 

自己重要感、セルフイメージが低い人は

どんなに取り繕っても人を引きつけることはできません。

 

 

2.視点が高いこと

物ごとを俯瞰的に捉える意識フィールド

その感覚を育てていくと決断力が高まります。

 

脊髄反射的に

 好き ⇔ 嫌い

 正しい ⇔ 正しくない

 優れている ⇔ 優れてない

 上 ⇔ 下

のような意味づけをしないニュートラルな視点。

 

高い視点を保つことでその時その時の

組織の「意図」を正しく認識します。

 

組織(会社、部署)は漫然と運営されているのではなく

明確な「意図」を持って種々の活動がなされています。

 

例えば「ニューヨークに行く」という意図がある人は

ニューヨーク行きの飛行機に乗ります。

 

シンプルな話です。

 

しかし、意図があやふやな人は、

ニューヨークに行くぞー! と叫びながら

シンガポール行きの飛行機に乗ったりするのです。

 

コンビニにガムを買いに行ったのに

何故かチョコレートを買ってきちゃう人(大丈夫かw)とか

意図に沿ったアクションが出来ない人は困ります。

 

極端な喩え話をしましたが、

リーダーが「組織の意図」を理解してないなら悲惨です。

社長なのに何がやりたいのがよく分からない人もいます。

 

以下は「視点が低いリーダー」に潜む危険性です。

 ・外部環境の変化に影響されやすい
 ・部下をお気に入りで固め自分王国を作ってしまう
 ・社内営業にエネルギーを注ぐ
 ・トラブルに弱い、ストレスに弱い
 ・過去の分析ばかりをする
 ・ etc

上記のようなリーダーって結構いますよね。

 

とにかく、

 自分たちは「今」何をすべきなのか、

 組織の意図に沿ったアクションに集中できているか、

リーダーの「視点の位置」によって部下への指示が大きく変わるのです。

 

 

3.卓越した言葉の使い手である

やはり、言葉はリーダーシップにおいては重要な要素です。

 

やっぱ言葉かー

ということで、書店で「感動トーク集」などを買い込むのは止めましょう。

経営者の研修からネタを拾ってくるのもオススメしません。

 

トーク集は自分で作ります。

そのトーク集は定型文がなく、

枠組みだけで構成された特殊なものです。

 

スタッフのモチベーションを高める言葉でも

A君が反応する言葉とB君が反応する言葉は違います。

なぜなら、A君とB君では「考え方のクセ」が違うからです。

 

人間の感じ方&考え方には違いがあることを素直に認めて

相手の「思考と感情」を感じ、その人に最も効果的な言葉を選択します。

 

相手が話す言葉を注意深く観察すると

その人の心理状態が浮き上がってきます。

 

NLPのメタプログラムという手法を使えば

相手の言葉でプロファイリングができます。

 

また、相手の眼球の動き、体の傾き、揺れなどで

体感的に相手の心の所在を感じることも可能です。

 

その場面場面で、最も効果的な言葉を選択するスキル、

これもトレーニングで後天的に身につけることが出来ます。

 

とにかく、伝わらない言葉をいくらリキんで叫んでも無駄です。

こちらは一生懸命、だから必ず伝わる!

・・・、伝わる時もあれば、伝わらない時もあります。

 

伝わらないからといって相手をこき下ろしてはいけません。

 

阿吽の呼吸、言わなくても分かるだろ!

で押し通す人もいますが、

そのやり方だとついてくる部下は限られます。

 

ツベコベ言わずにやれ、俺の言う通りにすればいい!

そんなリーダーシップもありますが、これも息苦しい。

このやり方、結構人気ありますけどね。

 

また、褒めて、なだめて、優しい言葉をかけ続けるやり方もありますが

これはこれで危険なリーダーシップの形です。

 

ということで

 1.リーダー自身のセルフイメージが高い
 2.視点が高いこと
 3.卓越した言葉の使い手である

リーダーはこの3つの要素を身につけることをオススメします。

 

この3つ、実はコーチングのスキルそのもので、

池田が主催するコーチングコースでは、

経営者、管理職の方々が受講する際にはリーダーを意識した内容になります。

 

コーチングを受けながらコーチングメソッドを学ぶ、

そのような感じでコースは進んでいきます。

 

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